日産自動車株式会社とのEV試乗体験コラボ授業を実施

本学は環境省と「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結している大学機関として、観光推進と環境保護の両面を学ぶことに取り組んでいます。

このたび、パートナーシップメンバー同士の産学連携として、日産自動車株式会社様による特別講義とともにEV(電気自動車)からの電力供給、試乗体験のコラボ授業を行いました。

 

自動車産業における大変革の時代、二酸化炭素削減を目的とした電気自動車の時代を迎え、事前学習では日産自動車を含む世界のEVマーケットの現状、観光に与える影響、近未来の将来像等について学び、さらに試乗会直前に行っていただいた「ビジネス社会と出会う」特別授業において、今後社会で必要とされる様々な用途がある電気自動車の活用方法について知見を高めました。

 

 

その後、大学駐車場に場所を移して、給電システムのデモンストレーションの説明に続き、ご用意いただいたEV「日産アリア」、「日産サクラ」への試乗体験を行いました。

静かな居住性、デジタルをフル活用した高性能なダッシュボード、初めて経験する加速力、全てが新鮮で驚きの連続でした。
自動車離れといわれ、車を所有することの意識が低いと言われているZ世代の学生達ですが、試乗を経験するとたくさんの好意的な感想が寄せられ、新たな経験に胸が躍る秋晴れの中の野外授業となりました。

ご協力いただきました日産自動車の皆様、ありがとうございました。

 

 

学生コメント

Mさん「圧倒的な加速度そして、ファンの音をうるさく感じてしまうほどの静粛性。」

Sさん「自分は激しい車の運転に酔いやすいので、走りが滑らかなところがとても魅力的だと思いました。」

Yさん「製造の過程以外で炭素を出さないので乗り続けることを考えるとガソリン車に比べて断然エコであること。インバーターで電気を変換することで電力を供給することができ、長期停電時などに非常に役に立つこと。」

Nさん「EVとガソリン自動車の差があまりよく分かっていませんでしたが今回の授業を通してEVの良さ、静かさやスピード切り替えが良くとても魅力を感じました!アリア欲しいです(т т)」

 

企画を担当した冨吉 光則 准教授(川口短期大学ビジネス実務学科)のコメント:

「EVの試乗体験は、これからの社会を考える上で是非実現したかったイベントでした。観光を学ぶことと環境に配慮することはもはや両輪でなければならず、実際に見て触れて試乗したことで新しい動きを実感し、学生にとって視野を広げることにつながりました。また災害時の電力二次利用、日常生活におけるクリーンエネルギーの活用等、特別授業との相乗効果で理解が深まりました。

楽しかっただけで終わらせず、この学びを整理して大学祭での研究発表(川口短期大学冨吉ゼミ)とし他の学生に広めることも行います。さらに、就活を控えている学生にとってガクチカ体験として企業にアピールしたり、この体験をきっかけとして業界の選択肢を広くし様々な事業活動に関心をもって、有意義な就活に繋げてほしいと思っています。」

 

 

試乗させていただきました日産自動車株式会社のEV車種 

日産アリア
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/ariya.html

日産サクラ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sakura.html

給電システムのデモンストレーション

日産リーフ
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf.html

 

国立公園オフィシャルパートナーシップ
https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/pick-up/official-partner/

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